河内長野[市](読み)かわちながの

百科事典マイペディア 「河内長野[市]」の意味・わかりやすい解説

河内長野[市]【かわちながの】

大阪府南部の市。1954年市制。大部分和泉山脈金剛山地の北斜面。北部の大和川の支流石川の流域に古来東・西高野街道の合する要地であった中心市街があり,近鉄長野線,南海電鉄高野線が通じる。製材鋳物工業が盛んで,つまようじ,ブドウを特産。最近は大阪市のベッドタウン化が進んでいる。山地金剛生駒紀泉国定公園に属し,金剛山へのハイキングコースもあり,観心寺金剛寺のほか千早赤阪村にかけては南朝の史跡が多い。109.63km2。11万2490人(2010)。

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