河合茂山(読み)かわい もざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河合茂山」の解説

河合茂山 かわい-もざん

1821-1877 幕末武士
文政4年生まれ。筑前(ちくぜん)福岡藩士。馬廻頭(がしら),使番などをつとめる。元治(げんじ)元年(1864)第1次幕長戦争では,尊攘(そんじょう)派として長州征討軍の解兵,三条実美(さねとみ)ら5卿の太宰府移転に尽力した。慶応元年藩による勤王派弾圧で小呂(おろ)島に流されたが,のちゆるされた。明治10年1月2日死去。57歳。名は勝文。通称は茂左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android