20世紀日本人名事典 「河村又介」の解説 河村 又介カワムラ マタスケ 昭和期の憲法学者,裁判官 最高裁判事;九州大学名誉教授。 生年明治27(1894)年1月1日 没年昭和54(1979)年1月4日 出生地山口県 学歴〔年〕東京帝大法学部〔大正8年〕卒 経歴学生時代は東大新人会に入り、学生運動に参加。卒業後、「社会思想社」の同人として憲法、国家学説に関して論陣を張った。大正13年東北大教授、昭和7年九大教授を歴任。20年憲法改正準備のための憲法問題調査委員会委員に就任。22年片山内閣のとき、初代最高裁判事となり、38年まで16年と長期間在任し、尊属傷害致死事件、砂川事件、都公安条例事件など多くの事件に関与した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河村又介」の解説 河村又介 かわむら-またすけ 1894-1979 昭和時代の法学者,裁判官。明治27年1月1日生まれ。東北帝大教授をへて昭和7年九州帝大教授となり,憲法講座を担当。22年新憲法下の最高裁判事に就任。在任中は砂川事件,都公安条例事件などにかかわった。昭和54年1月4日死去。85歳。山口県出身。東京帝大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by