朝日日本歴史人物事典 「河村正彦」の解説
河村正彦
生年:慶応4.5.6(1868.6.25)
明治大正期の陸軍軍人。長州(萩)藩士のち陸軍1等軍吏河村五一の子。明治22(1889)年陸軍士官学校,30年陸軍大学校卒。33年から3年間ドイツで軍政を学ぶ。大正2(1913)年ドイツ大使館付となり,第1次世界大戦の開始によりオランダで観戦武官。7年中将,歩兵学校長。のち第13師団長。社交的で,乃木希典に好まれたという。
(鈴木淳)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報