河毛村(読み)かわけむら

日本歴史地名大系 「河毛村」の解説

河毛村
かわけむら

[現在地名]湖北町河毛

村の北に位置。東に虎御前とらごぜん山があり、北東北国脇往還が通る。集落西の地蔵堂はかつては大伽藍を誇ったといい、油田・番匠田・たふく田などの地名が残っていたという(輿地志略)。文禄五年(一五九六)三月一日、石田三成が当村に下した村掟(河毛文書)によれば、家数一〇二軒、うち「うば後家寺庵」など三六軒、奉公人一一軒・庄屋一軒・夫役人五四軒。寛永石高帳には川毛村とみえ高一千四四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android