油木町(読み)ゆきちよう

日本歴史地名大系 「油木町」の解説

油木町
ゆきちよう

面積:九七・七〇平方キロ

神石郡のほぼ中央部を占め、東は岡山県川上かわかみ郡および豊松とよまつ村、南は福山市・三和さんわ町、西は神石町、北は比婆郡東城とうじよう町。町域内には中国山地に属する標高五〇〇―七〇〇メートルの山々が広く分布し、平地乏しい。とくに南東部には面積四〇〇ヘクタールに及ぶ県下一の仙養原せんようがはらが広がる。河川は東部に天田てんだ川、北部に東城川、西部福桝ふくます川・帝釈たいしやく川が流れ、いずれも成羽なりわ川に注ぐ。南東部では小田おだ川が東流する。地形は南北に長く、その中央を南北に国道一八二号(かつての東城路にほぼ合致)が貫通する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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