油絹(読み)あぶらきぬ

精選版 日本国語大辞典 「油絹」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐きぬ【油絹】

〘名〙 (「あぶらぎぬ」とも) 油を塗った絹布
書紀(720)斉明元年五月(北野本訓)「空中(おほそら)にして龍(たつ)に乗(の)れる者有り。貌(かたち)唐人(もろこしびと)に似たり。青き油絹(アブラキヌ)の笠(かさ)を着て、葛城嶺(たけ)より馳せて胆駒(いこま)山に隠る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「油絹」の読み・字形・画数・意味

【油絹】ゆうけん

細絹

字通「油」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android