油苆(読み)アブラズサ

デジタル大辞泉 「油苆」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐ずさ【油×苆】

漆喰しっくいに混ぜる、菜種油のしぼり袋の廃物をほぐして作ったすさ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「油苆」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐すさ【油&JISEDE5;】

  1. 〘 名詞 〙 菜種油を絞る時に用いた麻袋廃品を材に製した苆(すさ)油分を含むので防水効果をもつ。屋根、壁などの漆喰(しっくい)使用。〔日本建築辞彙(1906)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android