法印坂(読み)ほういんざか

日本歴史地名大系 「法印坂」の解説

法印坂
ほういんざか

[現在地名]須崎市大谷

久通くつう大谷おおたに境にある法院ほういん(二七九・四メートル)の山の尾根から西の大谷集落に下る坂を法印坂という。天文一一年(一五四二)大善だいぜん寺の住職道貞は久通からこの坂を経て大谷へ行く途中、坂の北西「ふなごおら」から盗賊が射た矢に当たって死んだ。矢は道貞の体を射抜いて南の谷に落ち、谷はのちにガ谷とよばれるようになったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「法印坂」の解説

法印坂

東京都千代田区三番町と四番町境目にある「行人坂」の別称。かつて某法印という名の行人行者)が住んでいたことにちなむとされる。

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