法念寺町(読み)ほうねんじちよう

日本歴史地名大系 「法念寺町」の解説

法念寺町
ほうねんじちよう

[現在地名]熊本市水道すいどう

東は白川、西は法念寺西端から東西に走る草葉広くさばひろ丁と南に平行する地蔵じぞう町、北は法念寺、南は願正寺がんしようじ町に接する。江戸時代は武家屋敷のため町名がなかったが、明治一三年(一八八〇)町名が付けられた。現在の水道町一五番地北側一帯である。宝暦一〇年(一七六〇)頃には法念寺南側の小路と、法念寺南西端から南に走る通りがあり、白川とに囲まれた三角形の屋敷地を構成する。法念寺南西端から南に走る法念寺町通東側に鉄炮者屋敷一七がびっしりと並ぶ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android