波打(読み)なみうつ

精選版 日本国語大辞典 「波打」の意味・読み・例文・類語

なみ‐う・つ【波打】

〘自タ五(四)〙
① 波が寄せてくる。波が立つ。波を打つ。
古今(905‐914)恋三・六七一「風ふけば浪打岸のまつなれやねにあらはれてなきぬべら也〈よみ人しらず〉」
② 波のように起伏高低を生じる。波のようにうねる。波形になる。波を打つ。
美少女(1962)〈河野多恵子〉「短か目の頭髪少女のかわいらしい頤のはじまるあたりで、ありなしに波打ち」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android