波臣(読み)はしん

精選版 日本国語大辞典 「波臣」の意味・読み・例文・類語

は‐しん【波臣】

〘名〙 (水中世界にも君臣関係があると考えられていたところから) 水をつかさどる役。おもに魚類をいう。また、のちに、水死した者をいうようになった。
菅家文草(900頃)二・園池晩眺「波臣自謁垂竿処、国老相知種薬時」 〔荘子外物

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