泣て馬謖を斬る(読み)ないてばしょくをきる

精選版 日本国語大辞典 「泣て馬謖を斬る」の意味・読み・例文・類語

ない【泣】 て 馬謖(ばしょく)を斬(き)

(諸葛孔明臣下馬謖が命に背いて大敗を招いたとき、孔明はその責任を追及して斬ったという「蜀志‐馬謖伝」から) 私情において忍びないが、規律を保つために、たとえ愛する者でもやむを得ず処罰することのたとえ。涙をふるって馬謖を斬る。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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