泣れる(読み)なかされる

精選版 日本国語大辞典 「泣れる」の意味・読み・例文・類語

なかさ‐・れる【泣れる】

連語〙 (「れる」は受身の助動詞)
① ひどいめにあう。
※夢声半代記(1929)〈徳川夢声〉トンガリ「責任の塗り合ひとなり、結局従業員が泣(ナ)かされた」
② 非常に感激させられる。また、同情させられる。
※桐畑(1920)〈里見弴好敵手通俗小説で泣(ナ)かされてゐる女学生や」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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