泥鰌(読み)ドジョウ

デジタル大辞泉 「泥鰌」の意味・読み・例文・類語

どじょう〔どぢやう〕【泥鰌/×鰌】

コイ目ドジョウ科の淡水魚。小川や田などにすみ、冬は泥に潜る。全長約20センチにもなり、体は細長い筒形で尾部は側扁し、背側は緑褐色、腹側は淡黄褐色で、口ひげは五対。うろこは細かく、厚い粘液層で覆われ、補助的に腸呼吸を行う。柳川やながわどじょう汁などにして食べる。近縁に、口ひげが三対のシマドジョウ・アジメドジョウなどがある。おどりこ。
[補説]語源未詳で、歴史的仮名遣いも「どじゃう」「どぜう」などの説もあるが、室町時代文献に「どぢゃう」「土長」の表記がみられるので、これに従う。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「泥鰌」の解説

泥鰌 (ドジョウ)

学名Misgurnus anguillicaudatus
動物。ドジョウ科の淡水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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