注掛(読み)そそぎかける

精選版 日本国語大辞典 「注掛」の意味・読み・例文・類語

そそぎ‐か・ける【注掛】

〘他カ下一〙 そそぎか・く 〘他カ下二〙
① 水などを上から流しかける。
今昔(1120頃か)一一和尚、墨を磨(すり)て壁の面に灑き懸るに」
② 心や視線などをあびせかける。
明暗(1916)〈夏目漱石〉三「あらゆる眼の輝きを集めて一度に夫の上に注(ソソ)ぎ掛(カ)けた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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