洞視(読み)どうし

精選版 日本国語大辞典 「洞視」の意味・読み・例文・類語

どう‐し【洞視】

〘名〙 見抜くこと。見とおすこと。洞察
文学者となる法(1894)〈内田魯庵〉一「其内幕を洞視(ドウシ)するの明を養はざるべからず」 〔後漢書‐張衡伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「洞視」の読み・字形・画数・意味

【洞視】どうし

透視超能力。〔北史、芸術上、由吾道栄伝〕を善くす。軌等の江南に敗れしとき、其の日、榮之れを言ふこと目に見るが如し。其の後、人の役に從ひ歸るを得たるに、敗時の形勢を勘問するに、榮の(い)ふと符同す。

字通「洞」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android