洞達(読み)どうたつ

精選版 日本国語大辞典 「洞達」の意味・読み・例文・類語

どう‐たつ【洞達】

〘名〙 (「とうたつ」とも) ぬけ通ること。つらぬき通ること。見通すこと。
懐風藻(751)釈道融伝「法師周観、未浹辰、敷講莫洞達」 〔班固‐西都賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「洞達」の読み・字形・画数・意味

【洞達】どうたつ

深くさとり徹する。魏・康〔卜疑集〕(すなは)ち老(らうたん)(老子)の妙なるが如くして、玄を守り一をかんか。將(は)たの齊物の如く、變して放せんか。

字通「洞」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android