流管(読み)リュウカン

デジタル大辞泉 「流管」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐かん〔リウクワン〕【流管】

流体中に任意の閉曲線をとり、その線上の各点の流線で囲まれる曲面。流管内を単位時間に流れる流体の質量一定となる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の流管の言及

【流れ】より

…一般に,空間内にとった各点の動きを,時間のような一つのパラメーターの連続関数として記述できるとき,これを抽象化して流れということもある。
[流線と流管]
 流れを具体的に見るためには,一般には流体とともに移動する微粒子(おがくず,アルミ粉など)や気泡などのトレーサーを用いる。時間的に変わらない流れ(定常な流れ)ではこれらを写真撮影すると一定の筋模様が見られる。…

※「流管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android