流者(読み)ながれもの

精選版 日本国語大辞典 「流者」の意味・読み・例文・類語

ながれ‐もの【流者】

〘名〙 土地から土地をわたり歩く人。
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三「近来叔父が筋の悪い流れ者の女を妾に入れて」

ながし‐もの【流者】

〘名〙 島流しに処された者。流人
※俳諧・類船集(1676)留「切ても捨られぬ科人はながしものとなる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android