流觴曲水(読み)リュウショウキョクスイ

デジタル大辞泉 「流觴曲水」の意味・読み・例文・類語

りゅうしょう‐きょくすい〔リウシヤウ‐〕【流×觴曲水】

昔、中国で、陰暦3月3日に行われた宴。折れ曲がった水の流れに杯を流し、その杯が自分の前に来るまでに詩を作り、杯の酒を飲んだ遊び。のちに日本でも行われた。→曲水の宴

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精選版 日本国語大辞典 「流觴曲水」の意味・読み・例文・類語

りゅうしょう‐きょくすい リウシャウ‥【流觴曲水】

〘名〙 折れ曲がっている水の流れに杯を浮かべ、その杯が自分の前に流れて来ないうちに詩を作ることを競う風流の遊び。中国、晉の王羲之が三月三日に会稽山蘭亭で行なったのにはじまるという。流觴。〔風俗画報‐一五七号(1898)〕 〔王羲之‐蘭亭集序〕

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四字熟語を知る辞典 「流觴曲水」の解説

流觴曲水

折れ曲がっている水の流れに杯を浮かべ、その杯が自分の前に流れて来ないうちに詩を作ることを競う風流の遊び。

[解説] 中国、晋のおうが三月三日に会稽山の蘭亭で行ったのに始まるといいます。

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