浄瑠璃本(読み)ジョウルリボン

デジタル大辞泉 「浄瑠璃本」の意味・読み・例文・類語

じょうるり‐ぼん〔ジヤウルリ‐〕【浄瑠璃本】

浄瑠璃詞章を記した本。狭義には、古浄瑠璃義太夫節丸本まるほんをいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浄瑠璃本」の意味・読み・例文・類語

じょうるり‐ぼん ジャウルリ‥【浄瑠璃本】

〘名〙 浄瑠璃の詞章をしるした本。古く絵入りの読みものであったが、宇治加賀掾以後、絵がなくなり、節付けも記されるようになった。狭義には、古浄瑠璃や義太夫節の丸本(まるほん)をいう。
浮世草子好色一代男(1682)五「あくびしてはあがり、おりては浄瑠璃本(ジャウルリぼん)など読」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android