浅井柳塘(読み)あさい りゅうとう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浅井柳塘」の解説

浅井柳塘 あさい-りゅうとう

1842-1907 明治時代の日本画家。
天保(てんぽう)13年生まれ。百々広年(どど-こうねん),谷口靄山(あいざん)に文人画を,のち長崎で木下逸雲(いつうん),鉄翁祖門(てっとう-そもん),清(しん)(中国)の徐雨亭について山水画をまなぶ。明治13年から京都府画学校につとめた。出身に京都と阿波(あわ)(徳島県)の2説がある。明治40年11月23日死去。66歳。名は竜。字(あざな)は子祥。別号に小白,白山人,拝竹道人など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android