浅海潮(読み)せんかいちょう(英語表記)shallow water tide

海の事典 「浅海潮」の解説

浅海潮

潮汐が浅海部に侵入してくると、波速の減少にともない波高が増大するが、非線型効果のため波形変形によって元の振動数の2、3、4倍の振動数をもつ倍 潮、あるいは異なった二つの分潮それぞれの振動数の和あるいは差の振動数を有する複合潮が現れる。このように浅海域で現れる分潮を浅海潮と呼ぶ。 (永田

出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android