浅見山丘陵(読み)あざみやまきゆうりよう

日本歴史地名大系 「浅見山丘陵」の解説

浅見山丘陵
あざみやまきゆうりよう

本庄市の南端に位置し、丘陵の南側は美里みさと町、西の一部は児玉町にまたがる東西一・七キロ、南北一・二キロの独立丘陵。最高所の標高は一〇七メートル。第四紀中期洪積世の高位段丘礫層である浅見山礫層で構成され、小さな谷津が三つの舌状の丘陵にいくつも入る。三つの丘陵は北から浅見山・大久保おおくぼ山・塚本つかもと山とよばれ、現在では総称して大久保山とよぶ場合が多く、周辺の生野山なまのやま丘陵・山崎山やまざきやま丘陵などと同様な成立過程をもつ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android