浜鞍掛町(読み)はまくらかけちよう

日本歴史地名大系 「浜鞍掛町」の解説

浜鞍掛町
はまくらかけちよう

[現在地名]西宮市鞍掛町くらかけちよう

はまの町の東にあり、西宮町浜方五町の一(天保九年「西宮町石高町数等書上」岡本家文書)。町方の鞍掛町の南に海岸部へ向けて新たに形成された南北に長い町で、貞享元年(一六八四)の西宮町浜地図(西宮市史)には「鞍懸浜」とあり、市街地として区画はされているものの多くは畑地であった。その後の西宮町細見図(同書)では海岸まで宅地が立並んでいる。寛政二年(一七九〇)の家数一七一(家持五八・借家八一・借地三二)・人数五七八(同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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