浜首村(読み)はまくびむら

日本歴史地名大系 「浜首村」の解説

浜首村
はまくびむら

[現在地名]吉田町浜首・浜首町・弥生やよい町・神明しんめい

西にし川を境に本所ほんじよ村の南にあり、東は西川を隔てて吉田村。慶安三年(一六五〇)竹野茂右衛門が荒蕪池沼を開墾長岡藩検地をうけ浜首村を称したという。承応二年(一六五三)与板藩領となり、元禄一五年(一七〇二)牧野康重移封後、幕府領となり石瀬いしぜ代官所支配下に入った。享保九年(一七二四)に新発田藩預領、元文五年(一七四〇)から文化六年(一八〇九)まで石瀬代官所支配、同一二年与板藩領となり幕末まで続いた。新田検地は延享四年(一七四七)・明和七年(一七七〇)・安永四年(一七七五)・天明元年(一七八一)に行われたという(皇国地誌、なお文化六年は同一二年の誤りか)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報