浪切領巾(読み)なみきるひれ

精選版 日本国語大辞典 「浪切領巾」の意味・読み・例文・類語

なみきる‐ひれ【浪切領巾】

〘名〙 波を鎮める呪力を持つ領巾新羅王子、天之日矛(あめのひぼこ)が持ってきたという八種類の宝物一つ
古事記(712)中「珠二貫(ふたつら)。又浪振る比礼、〈比礼の二字は音を以ゐる。下は此に效へ〉切浪比礼(なみきるヒレ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android