浪館村(読み)なみだてむら

日本歴史地名大系 「浪館村」の解説

浪館村
なみだてむら

[現在地名]青森市浪館

東は大野おおの村、南は安田やすた村、西は三内さんない村、北はたき村に接する。

貞享元年(一六八四)の郷村帳に高三三六・八石とあり、元禄三年(一六九〇)には油川組に属し、村位は中である(平山日記)。天保五年(一八三四)の郷村帳によれば、寛政七年(一七九五)に七九・八石の新田高が書上げられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android