海内(読み)カイダイ

デジタル大辞泉 「海内」の意味・読み・例文・類語

かい‐だい【海内】

四海の内。国内
崇神天皇の時に、―疫病流行して」〈田口日本開化小史
天下
「父中将の名声―に噪ぎ」〈蘆花不如帰

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「海内」の意味・読み・例文・類語

かい‐だい【海内】

〘名〙 四海の内。国内。天下。世界。かいない。
※続日本紀‐天平一五年(743)正月癸丑「勧請海内出家之衆於所住処、限七々日読大乗金光明最勝王経
※浄瑠璃・本朝二十四孝(1766)一「武威海内(カイダイ)に輝きて」 〔孟子‐梁恵王〕

かい‐ない【海内】

〘名〙 =かいだい(海内)日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「海内」の読み・字形・画数・意味

【海内】かいだい

国内。天下。〔孟子、梁恵王上〕の地、方千里なる九、齊集めて其の一をす。

字通「海」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android