海大型潜水艦(読み)かいだいがたせんすいかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「海大型潜水艦」の意味・わかりやすい解説

海大型潜水艦
かいだいがたせんすいかん

旧日本海軍の潜水艦。日本独自の設計になる艦隊随伴の大型潜水艦で,1型 (伊 51) ,2型 (伊 52) ,3型 (伊 53ほか9隻) ,4型 (伊 61ほか3隻) ,5型 (伊 65ほか3隻) ,6型 (伊 68ほか8隻) などが建造された。6型の伊 68は,1938年竣工。常備排水量 1785t,全長 104.7m,速力水上 23kn,水中 8kn,10cm砲1,13mm機関銃1,53cm魚雷発射管6 (艦首4,艦尾2) ,航続距離は水上速力 10knで1万 4000海里 (2万 6000km) 。のち巡潜型潜水艦と総合されて,甲・乙・丙型潜水艦となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android