海底二万哩(読み)かいていにまんマイル

精選版 日本国語大辞典 「海底二万哩」の意味・読み・例文・類語

かいていにまんマイル【海底二万哩】

(原題Vingt Mille Lieues sous les Mers) 空想科学小説ベルヌ作。一八六九年刊。永久に陸地を捨て、海底に自由を求めたネモ艦長と潜水艦ノーチラス号の冒険物語。いわゆるSFの先駆作品一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

百科事典マイペディア 「海底二万哩」の意味・わかりやすい解説

海底二万哩【かいていにまんマイル】

J.ベルヌの通俗冒険小説。《Vingt mille lieues sous les mers》。1870年刊。自然科学者アロナスとその召使,もり打ちネッド・ランドの3人は,謎(なぞ)の人物ネモ艦長の指揮する万能潜水艦ノーチラスとともに旅を続け,数々の事件にあう。SFの先駆。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android