海抜(読み)カイバツ

デジタル大辞泉 「海抜」の意味・読み・例文・類語

かい‐ばつ【海抜】

海水面から測った陸地の高さ。干潮時と満潮時の年間平均を基準とする。標高
[類語]標高

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「海抜」の意味・読み・例文・類語

かい‐ばつ【海抜】

  1. 〘 名詞 〙 平均海水面からの高さ。陸地の高さや飛行高度などを表わす時に用いる。標高。絶対高度。
    1. [初出の実例]「北と西は北豊島郡巣鴨に堺せり、区内の最高地にて、海抜(カイバツ)九十尺といへり」(出典風俗画報‐三五一号(1906)小石川宮下町)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の海抜の言及

【標高】より

…基準面から測ったある地点までの垂直距離をいう。基準面は海面を選ぶ場合が多いので,海抜または海抜高度と呼ばれることもある。日本における陸地の高さ(標高)は,明治10年前後の東京湾の平均海面を基準面として,水準原点(東京都千代田区永田町1丁目1番地の水準標石の零分区画線)の高さを平均海面上24m4140とし,これを基準として測定されたものである。…

※「海抜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android