海老鎖(読み)えびじょう

精選版 日本国語大辞典 「海老鎖」の意味・読み・例文・類語

えび‐じょう‥ジャウ【海老鎖・海老錠ヂャウ】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 門扉かんぬきなどに差す錠で、エビの腰のように半円形に曲がったもの。えびかぎ。えび。
    1. [初出の実例]「えびじゃうを入るるやうにをろすを云ぞ」(出典:四河入海(17C前)一〇)
  3. 巾着(きんちゃく)の形をした、持ち運びのできる錠。半円形に曲がったボルト本体の穴に差し込んで締め、鍵で開けるもの。南京錠(なんきんじょう)。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android