海驢(読み)アシカ

デジタル大辞泉 「海驢」の意味・読み・例文・類語

あしか【海驢/×葦鹿】

アシカ科の海獣オットセイに似るが、やや大形で体長約2メートル、暗褐色太平洋分布近縁アザラシとは異なり、陸上では四肢で体を支えて歩行する。うみおそ。うみうそみち
食肉目アシカ科の哺乳類総称トドオットセイなども含まれる。
[類語]膃肭臍おっとせい海馬とど海豹あざらしセイウチ

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精選版 日本国語大辞典 「海驢」の意味・読み・例文・類語

かい‐ろ【海驢】

  1. 〘 名詞 〙あしか(葦鹿)
    1. [初出の実例]「わが恋は海驢のねながれさめやらぬ夢なりながら絶やはてなん〈藤原家良〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)三六)

みち【海驢】

  1. 〘 名詞 〙あしか(葦鹿)」の古名
    1. [初出の実例]「美智(ミチ)の皮の畳八重を敷き」(出典古事記(712)上)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「海驢」の解説

海驢 (アシカ)

動物。アシカ科の動物の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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