岩石学辞典 「浸透交代作用」の解説 浸透交代作用 開放系の場合に,液体が岩石中の微小な割れ目や結晶粒界などを通って移動し,母岩と反応して岩石の鉱物組成や化学組成が大規模に変化する作用[周藤,小山内 : 2002].多くのマグマ溜まりでは,その基底部に未固結の粥状体(mush)が厚く発達しているので,粒間の液体部分が自重で押されて沈積した鉱物と,この種の交代作用が起こる[Irvine : 1980]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報