浸透率(読み)シントウリツ

デジタル大辞泉 「浸透率」の意味・読み・例文・類語

しんとう‐りつ【浸透率】

遺伝統計学で、特定遺伝子型をもつ個体が、実際にその表現型を発現する確率。例えば、遺伝性疾患原因となる遺伝子変異を持つ人が、その病気を実際に発症する確率。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

岩石学辞典 「浸透率」の解説

浸透率

透過率(permeability)と同じ.多孔質媒体内における流体の流れやすさを示す測度で,その媒体に固有の性質である.透水率ともいう.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の浸透率の言及

【油層】より


[油層岩の性質]
 油層岩(貯留岩。図)の性状の良否を左右する物性は数多く挙げることができるが,おもなものとして孔隙率,浸透率および飽和率がある。孔隙率は,油層流体が含有される岩石中の空間部分の,油層岩全容積に対する比率で示される。…

※「浸透率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android