浸透説(読み)しんとうせつ

世界大百科事典(旧版)内の浸透説の言及

【ガス吸収】より

…ガス吸収は,気体の精製,大気汚染物質など気体中の不純物の除去手段として,また液体中に気体を導入して化学反応を起こさせる気液反応操作として工業的に広く用いられる。 物理吸収の現象を速度論的に解析した理論として,二重境膜説,浸透説などがある。前者では,気液界面の両側に停滞した境膜を仮定し,溶質ガス分子はガス境膜および液境膜を定常的な拡散により移動すると考えている。…

※「浸透説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android