涅槃の岸(読み)ねはんのきし

精選版 日本国語大辞典 「涅槃の岸」の意味・読み・例文・類語

ねはん【涅槃】 の 岸(きし)

一切の煩悩から離脱して得た悟りの境地彼岸
正倉院文書‐天平勝宝八年(756)六月二一日・東大寺献物帳「用此善因、奉資冥助、早遊十聖、普済三途、然後鳴鑾花蔵之宮、住蹕涅槃之岸」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android