消散(読み)ショウサン

デジタル大辞泉 「消散」の意味・読み・例文・類語

しょう‐さん〔セウ‐〕【消散】

[名](スル)消えてなくなること。また、散らしてなくすこと。「霧が消散する」「不安を消散させる」
[類語]失う遺失散逸滅失流失消失消滅忘失雲散霧散雲散霧消離散四散飛散立ち消え消える失せる散る失する無くなる無くす無くする無くなす喪失する亡失する紛失する落とす払拭消去消却消除ぬぐい去る掻き消す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「消散」の意味・読み・例文・類語

しょう‐さんセウ‥【消散・銷散】

  1. 〘 名詞 〙 消えてなくなること。また、消してなくすこと。
    1. [初出の実例]「すみやかに御悩消除せうさんして、百年の御命ながくたもたしめ給へ」(出典:讚岐典侍(1108頃)上)
    2. [その他の文献]〔漢書‐李尋伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「消散」の読み・字形・画数・意味

【消散】しよう(せう)さん

消え失せる。〔韓非子、解老〕唯(た)だ夫(そ)れ天地の剖開闢)と(とも)に生じ、天地の散するに至るも、死せずへざるを、常と謂ふ。

字通「消」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android