涕唾(読み)ていだ

精選版 日本国語大辞典 「涕唾」の意味・読み・例文・類語

てい‐だ【涕唾】

  1. 〘 名詞 〙 なみだとつば
    1. [初出の実例]「来至其砌之者。二里禁涕唾。依信心之清浄」(出典:本朝続文粋(1142‐55頃)一一・白山上人縁起〈藤原敦光〉)
    2. 「各々西方に向て涕唾(テイタ)便利せず」(出典:私聚百因縁集(1257)五)
    3. [その他の文献]〔仏母大孔雀明王経‐中〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「涕唾」の読み・字形・画数・意味

【涕唾】ていだ

涙と唾。

字通「涕」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android