涯際(読み)ガイサイ

デジタル大辞泉 「涯際」の意味・読み・例文・類語

がい‐さい【涯際】

物事の終わりの所。はて
真理大海は浩として、―なし」〈中村訳・西国立志編

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「涯際」の意味・読み・例文・類語

がい‐さい【涯際】

〘名〙 物事のゆきどまりになるところ。はて。かぎり。きわ。さいがい。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉四「真理の大海は浩として、涯際なし」 〔書経伝‐微子〕

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普及版 字通 「涯際」の読み・字形・画数・意味

【涯際】がいさい

はて。北周・信〔~長孫倹神道碑〕貌丘墟、風。玉山秀立し、喬直上す。霞の涯際ぬる(な)く、江波瀾測られず。

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