淀瀬(読み)ヨドセ

デジタル大辞泉 「淀瀬」の意味・読み・例文・類語

よど‐せ【×淀瀬】

水のよどんでいる浅瀬
宇治川は―なからし網代人あじろひと舟呼ばふ声をちこち聞こゆ」〈・一一三五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「淀瀬」の意味・読み・例文・類語

よど‐せ【淀瀬】

  1. 〘 名詞 〙 水のよどんでいる瀬。流れのゆるやかな浅瀬。
    1. [初出の実例]「泉の川の 上つ瀬に 打橋わたし 余登瀬(ヨトせ)には 浮橋渡し」(出典:万葉集(8C後)一七・三九〇七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android