淫声(読み)インセイ

デジタル大辞泉 「淫声」の意味・読み・例文・類語

いん‐せい【淫声】

性行為の際に発する声。
みだらで品のない音楽

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「淫声」の意味・読み・例文・類語

いん‐せい【淫声】

〘名〙
① みだらで下品な音楽。
太平記(14C後)一三「殷の紂王彼の婬声(インセイ)の楽を作して弄び給しか」
浮世草子・忠孝永代記(1704)七「古き文にも淫声美色は人を惑しやすしといへる」 〔春秋左伝‐昭公元年〕
② 性行為の際に発する声。
※浮世草子・魂胆色遊懐男(1712)四「ゐんせいたもって、ながくつきかくれば」

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