デジタル大辞泉 「深しい」の意味・読み・例文・類語 ふかし・い【深しい】 [形][文]ふか・し[シク]《ク活用「深し」のシク活用化したものの口語形。主に中世から近世に用いられた》1 奥深い。また、くわしい。「敢て―・い訳があるのではなく」〈緑雨・油地獄〉「夫そりゃあ、―・い訳を知らねえ」〈人・契情肝粒志〉2 普通の程度とは違っている。格別である。「芸能と申して、―・い事もござない」〈虎明狂・鼻取相撲〉3 量が多い。たくさんである。「―・う盗とりはいたさぬ」〈虎明狂・瓜盗人〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例