深尾良夫(読み)ふかお よしお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「深尾良夫」の解説

深尾良夫 ふかお-よしお

1943- 昭和後期-平成時代の地震学者。
昭和18年11月13日生まれ。昭和63年名大教授,平成5年母校東大の教授となり,同大地震研究所長。地震波により地球の内部構造をしらべ,上部マントル下部マントルとの境界に滞留するプレート(スタグナントスラブ)を発見した。7年学士院恩賜賞。16年独立行政法人海洋研究開発機構地球内部変動研究センター長。23年学士院会員。東京出身。著作に「地震・プレート・陸と海一地学入門」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android