深山隠(読み)みやまがくる

精選版 日本国語大辞典 「深山隠」の意味・読み・例文・類語

みやま‐がく・る【深山隠】

〘自ラ四〙 山に隔てられて隠れる。
古事記(712)下・歌謡置目もや 淡海の置目 明日よりは 美夜麻賀久理(ミヤマガクリ)て 見えずかもあらむ」

みやま‐がくれ【深山隠】

〘名〙 奥山に隠れていること。また、奥深い所。
古今(905‐914)雑上・八七五「かたちこそみ山がくれの朽木なれ心は花になさばなりなん〈兼芸〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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