深津郡(読み)ふかつぐん

日本歴史地名大系 「深津郡」の解説

深津郡
ふかつぐん

「続日本紀」養老五年(七二一)四月二〇日条に「分備後国安那郡、置深津郡」とあり、この時に建郡された。天平一九年(七四七)二月一一日の法隆寺伽藍縁起并流記資財帳(北浦定政手択本)に「備後国壱処在深津郡」と記され、法隆寺荘園が当郡内にあった。なお貞観一四年(八七二)三月九日の貞観寺田地目録(仁和寺文書)には「深津庄」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android