深浦 加奈子(読み)フカウラ カナコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「深浦 加奈子」の解説

深浦 加奈子
フカウラ カナコ


職業
女優

生年月日
昭和35年 4月4日

出生地
東京都 杉並区久我山

学歴
明治大学文学部演劇学科卒

経歴
明大の演劇研究部で川村毅と出会い、昭和55年第三エロチカ創設に参加。以来同劇団の看板女優として全公演に出演するが、平成元年退団。以後フリーとしてプロデュース公演、テレビを中心に活躍、小姑やお局役に定評があった。15年結腸がんで手術を受けた後は、転移したがんと闘いながら体調のいい時に活動を続け、20年病没した。主な出演にテレビドラマ「夏子の酒」「スウィート・ホーム」「真昼の月」「家なき子」「秀吉」「ホテル」「ハートにS」「雲霧仁左衛門」「ナースのお仕事」「海まで5分」「私の青空」「女子アナ!」「美女か野獣」、映画「千里眼」「サトラレ」「AIKI」「たそがれ清兵衛」「ぼくのおばあちゃん」(遺作)などがある。

没年月日
平成20年 8月25日 (2008年)

伝記
加奈子。何をしてやれたかな…―女優・深浦加奈子の父が綴った、大腸ガン闘病記 深浦 栄助 著(発行元 主婦と生活社 ’09発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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