深趣(読み)しんしゅ

精選版 日本国語大辞典 「深趣」の意味・読み・例文・類語

しん‐しゅ【深趣】

  1. 〘 名詞 〙 深いおもむき。
    1. [初出の実例]「斯実信義之深趣、仁智之大旨、猶風之靡一レ草」(出典:経国集(827)二〇・大日奉首名対策文)
    2. [その他の文献]〔宋史‐崔遵度伝〕

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普及版 字通 「深趣」の読み・字形・画数・意味

【深趣】しんしゆ

自然の深い趣。唐・王維〔山中より裴秀才迪(てき)に与ふる書〕儻(も)し能く我に從ひてばんか。子の天妙なるに非ずんば、豈に能く此の不の務めを以て相ひ邀(むか)へん。然れども其の中に深趣り、忽(ゆるが)せにすること勿(なか)れ。

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